鍼灸経絡研究 紘鍼会
代表者 | 松本 俊吾 |
発足年 | 1974年 |
目的・背景 | 本会は初代竹村正会長が創始し、日本伝統鍼灸の学術の研究、開業鍼灸臨床家の育成を目的に研鑽を重ねてきた。また医聖杉山和一検校が創始した管鍼術による微鍼を用いて「気をして血を動かす」とする鍼術を会得するために病症の基本診察法として、一貫して四診法のうち陰陽五行論に根ざした腹診を主に、臓腑・経絡の虚実判別を行い「症・象・証」を基本理念に、刺鍼法の習得に力を注いできた。診察は四診法に基づき、脈状診に加え、より普遍性の高い、五臓腹診による経絡調整法に重きを置き、臨床に即応した研修を実践している。 |
会員数 | 50名 |
開催詳細 | 【例会】毎月第2日曜日10:00~16:00 ※ 1月・8月は第4日曜日 (東京都・西新宿角三会館) ・午前の部 『経絡腹診要綱』による会長基礎講義。 古典講義:皆川嘉彦学術部長 腹診に基づく新病証別処法:(紘鍼会会長 松本俊吾) ・午後の部 臨床家のための実践講座、シンポジウム、臨床質問、実技研修 ・テキスト 『経絡腹診要綱』(竹村正著) 【研修部会】毎月第4日曜日10:00~16:00 ※ 1月・5月・8月・1月は休講 (東京都・代々木ふれあい会館) |
会費 | 年会費:48,000円 |
支部 | 福岡支部 |
特徴 | 本会には視覚障害を持つ鍼灸師が所属しており、すべての会員が簡便に使用できる診察法として、腹証に基づく腹形と診察点をシステム化したうえで、的確な病証弁別を行い、発症現象の軽減消去を図るため、2 つの方式を指導している。 1つは、最有効刺鍼穴位を判別するための、手指を用いての導切と負荷法(圧診)である。2つには、鍉 鍼と毫鍼活用しての合わせワザ(重用穴の運用)である。 これら新しい手ワザを取り入れながら、腹診で経絡調整を行う研修のための定例会や講習会を開くとともに、日本伝統鍼灸学会に賛助会員として所属し、同会学術大会に研究発表を行ってきた。腹診に興味のある方は聴講を歓迎。 |
基本情報 | |
住所: | 〒132-0011 東京都江戸川区瑞江4-37-4 |
TEL: | 03-3678-4726 |
担当: | 会長 松本 俊吾 |
E-Mail: | syungo.16hari@orion.ocn.ne.jp |
HP: | http://koshin-kai.sakura.ne.jp |