よくわかる長野式治療 日本鍼灸のスタンダードをめざして【パソコンやスマホで読める電子版書籍】
医学・医療の電子コンテンツ配信サービス「医書.jp」にて、医道の日本社の書籍を続々と電子出版しています。本記事では、治療家や学生の方にもオススメの書籍をご紹介します。
書籍の内容
名鍼灸師の長野潔氏が創始した「長野式治療」は、西洋医学の知見、東洋医学の脈診・腹診などの手技を用いて、病気を起こしている要因を探り、病人をまるごと診るという特長を持つ治療法です。
臨床における“治すこと” に主眼をおいた東西折衷の治療法で、即効性、再現性があるため、日本をはじめ、海外でも多く取り入れられています。
今回ご紹介する電子版書籍「よくわかる長野式治療 日本鍼灸のスタンダードをめざして」は、「長野式治療」をやさしく解き明かす案内書です。
長野潔氏の子息である長野康司氏による書き下ろしで、豊富な図表を駆使して、診察や治療法などをわかりやすく解説しています。
長野式臨床研究会のマスターセミナー受講生から挙がった質問の中から、厳選した127もの質問も紹介しています。基本的なものから、複雑なものまで、さまざまな角度からの質問を取り上げていますので、大いに臨床の参考になるでしょう。
「長野式治療」の多くの症例や各種疾患別治療が盛り込まれており、鍼灸臨床の本質論も解き明かす本書は、入門者だけでなく、経験豊かな治療家にもおすすめの1冊です。
目次
1章 長野式治療の概要
総論
診察(問診、脈診、腹診、腰背診、火穴診、局所診)
治療法(免疫系処置、血管系処置、神経・内分泌系処置、筋肉系処置、気系処置)
2章 長野式治療Q&A 127
脈診(Q1~20)
診察(Q21~32)
処置(Q33~59)
臨床(Q60~100)
経絡・経穴(Q101~127)
3章 症例 12の物語
Case1~12
仕事の無理が重なった末の心身症/石膏のような頚部回旋不能/長年の合唱練習による腸骨鼡径神経痛/他
4章 分野別各疾患処置 引き出しとして
1.運動器/リウマチ科 2.神経内科 3.心療内科 4.循環器科 5.呼吸器科 6.消化器科 7.代謝・内分泌科 8.必尿器科 9.婦人科 10.耳鼻咽喉科 11.皮膚科
付録 資料