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第75回日本自律神経学会総会 10月27日(木)、28日(金)開催!「自律神経学の新たなステージを目指して〜基礎と臨床の融合〜」会期後オンデマンド配信あり!

公開日:2022年10月25日|最終更新日:2024年2月4日

第75回日本自律神経学会総会が2022年10月27日(木)・28日(金)に開催されます。テーマは「自律神経学の新たなステージを目指して〜基礎と臨床の融合〜」です。10月28日(金)のプログラム中に、全日本鍼灸学会共催シンポジウムもあります。2022年11月15日(火)~11月30日(水)17:00迄の期間でオンデマンド配信も予定されています。

日本自律神経学会は、今年で66年の歴史を誇る伝統ある学会の一つです。基本的な生命活動を維持する機能を担う自律神経について、国際学会との連携も行いながら、世界の自律神経研究をリードすべく研究を進めています。治療法の開発、人材育成(自律神経系に関わる教育)、社会啓発などにおいても積極的に活動しています。

本大会長の山元敏正氏によると、自律神経学会のユニークな点は、基礎系と臨床系の先生方が一同に集まり、お互いに意見交換ができることとのこと。

同学会は、自律神経系は西洋医学だけでなく、東洋医学(鍼灸、漢方)にも関連が深く、さらに生物学、薬学、心理学、体育学などを含んだ生命科学の広い領域とも密接に関係しているとも捉えていることから、今総会でも、幾つもの東洋医学、鍼灸治療に関する演題が予定されています。

例えば、10 月 28 日(金) 10:50~11:50には、一般演題『東洋医学・感覚器関連』が今井賢治氏(帝京平成大学 ヒューマンケア学部 鍼灸学科)による座長で予定されています。「鍼感覚の強さが自律神経系に与える影響」(立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科 宮本成生氏、塩澤成弘氏)など、鍼灸治療に役立つ演目で構成されています。

10 月 28 日(金) 13:10~14:40は、『全日本鍼灸学会共催シンポジウム』も予定されています。座長は、山口智氏(埼玉医科大学 東洋医学科)谷口博志氏(東京有明医療大学)です。演題は、「鍼治療は高位中枢を介し症状の改善に寄与する」です。

自律神経は鍼灸治療と大きく関わりますが、臨床に携わる日々の中では、特に自分自身で求めなければ理解を深める機会が少ない分野の一つではないでしょうか。
学生は参加費無料です!解剖学、生理学の授業で学ぶ知識を、別の角度からより深める機会になるのではないでしょうか。

▷日程表
http://www.jsnr75.umin.jp/schedule.pdf

▷プログラム
http://www.jsnr75.umin.jp/program.html

▷プログラムより抜粋 
そのほかにも鍼灸関連の演目があります。上記プログラムからご確認ください!
―10 月 27 日(木) 18:10~18:40
『レクチャーシリーズ9』
 「鍼灸治療の適応症とその効果のメカニズム」
 座長:島津 智一(埼玉精神神経センター 脳神経内科)
 山口 智(埼玉医科大学 東洋医学科

―10 月 28 日(金) 10:50~11:50
『一般演題 7 東洋医学・感覚器関連』
 座長:今井 賢治(帝京平成大学 ヒューマンケア学部 鍼灸学科)
「 鍼刺激による心拍数減少反応の再現性について―心拍変動解析を用いた検討―」
  帝京平成大学 健康科学研究科1)
  帝京平成大学 ヒューマンケア学部 鍼灸学科、帝京平成大学附属東洋医学研究所3)
  ○篠崎 波輝1)、高橋 諒1)、廣井 寿美1)、篠原 大侑1)、今井 賢治1,2,3)
「慢性仏痛などを伴う不定愁訴を示す 1 症例に対する鍼治療の効果―温熱閾値を指標にした客観的評価―」
  帝京平成大学 健康科学研究科1)、帝京平成大学ヒューマンケア学部鍼灸学科2)
  帝京平成大学附属帝京池袋鍼灸院・鍼灸臨床センター3)、帝京平成大学附属東洋医学研究科4)
  ○高橋 諒1)、篠崎 波輝1)、篠原 大侑1)、廣井 寿美1)、高橋 和文2,3,4)、今井 賢治1,2,3,4)
「 鍼感覚の強さが自律神経系に与える影響」
  立命館大学大学院 スポーツ健康科学研究科 
  ○宮本 成生、塩澤 成弘
「プレガバリンの副作用によって薬物治療が継続出来ず,鍼治療が帯状疱疹後神経痛に有効であった1 例」
  埼玉医科大学 東洋医学科1)、埼玉医科大学 脳神経内科2)
  ○井畑真太朗1)、山口 智1)、小内 愛1)、堀部 豪1)、山元 敏正2)
「月経前症候群に対する鍼治療効果―スマートウォッチの HRV による評価の検討―」
  日本鍼灸理療専門学校1)、一般財団法人 東洋医学研究所2)、
  東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科3)、埼玉医科大学 東洋医学科4)
  ○菊池 友和1,2)、谷口 博志3)、谷口 授3)、山口 智4)
「嗅覚刺激による瞳孔振動と心拍変動の変化(第 2 報)」
  国際医療福祉大学 保健医療学部 視機能療法学科
  ○鎌田 泰彰、原 直人

―10 月 28 日(金) 13:10~14:40
『全日本鍼灸学会共催シンポジウム』共催:セイリン株式会社
 演題:鍼治療は高位中枢を介し症状の改善に寄与する
 座長:山口 智(埼玉医科大学 東洋医学科)
    谷口 博志(東京有明医療大学)
 「鍼の中枢機序 Up-to-date」
  久保亜抄子(埼玉医科大学 東洋医学科)
 「鍼刺激と脳循環の基礎」
  鍵谷 方子(東京都健康長寿医療センター研究所・自律神経機能研究室/
  人間総合科学大学大学院・心身健康科学専攻)
 「AS3 後頭部への鍼通電刺激による脳機能の変化―片頭痛を対象として―」
  石山すみれ(茨城県立医療大学 保健医療学部 医科学センター)
 「四肢末梢への鍼刺激による脳血流の変化―うつ病を対象として―」
  松浦 悠人(東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科/埼玉医科大学 東洋医学科

▷会場
THE MARK GRAND HOTEL(旧ラフレさいたま)
埼玉県さいたま市中央区新都心3-2
※配信対象セッションについては、会期後オンデマンド配信があります。

▷参加費、登録
事前登録2022年10月26日(水)17:00まで
会期後のオンデマンド配信参加登録11月30日(水)17:00まで

詳しくはこちらから
下記URLから新規登録をして参加ができます。
http://www.jsnr75.umin.jp/registration.html

▷日程表
http://www.jsnr75.umin.jp/schedule.pdf

▷参加登録
下記URLから新規登録をして参加ができます。
http://www.jsnr75.umin.jp/registration.html

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