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開催間近!オンライン参加無料!
2022年10月23日(日)「伝統医学における医の心得と医療倫理」医療倫理プロジェクト・社会鍼灸学研究会 共催シンポジウム

公開日:2022年10月20日|最終更新日:2024年2月4日

2022年10月23日(日) 10:00~17:00に、医療倫理プロジェクト・社会鍼灸学研究会 共催によるシンポジウム 「伝統医学における医の心得と医療倫理」が開催されます。

社会学的な手法をもって鍼灸に関する総合的な事柄の議論を深め研究する「社会鍼灸学研究会」ならではの貴重なテーマでのイベントです。歴史的文献からみる医療倫理と、現代における伝統医学の倫理と教育の現状についての研究結果を知ることができます。

社会の変化により、疾患の種類や病態も変化しています。在宅鍼灸医療で活躍する治療家も増え、患者さんから求められることも多岐にわたるようになっています。

臨床家として患者さんに適切でより良いケアを行うため、時代と共に変化する医療倫理について、これまでいかに想定されていたか、また、現代の鍼灸における医療倫理とこの先求められる医療倫理とは何かについて知ることは、今後に向けた臨床の心得を整理するよい機会になるのではないでしょうか。

オンライン開催で、どなたでも無料で参加できます。 開催間近なのでお申し込みはお早めに!

▷プログラム(敬称略)
総合司会 千葉大学 内山 直樹
Ⅰ 開会の辞
10:00~10:15
医倫プロジェクトについて(医倫プロジェクト代表・横手裕)
社会鍼灸学研究会の説明(社会鍼灸研究会代表・形井秀一)

Ⅱ 歴史的文献と医療倫理
10:15~10:45  1. 医療における「倫理」と伝統医学(日本医療大学・森口眞衣)
10:45~11:15  2. ブータンの医療と医師の心得(早稲田大学・西田文信)
11:15~11:45  3. 日本の伝統鍼灸書にみる医療倫理(愛知学院大学・進藤浩司)
11:45~12:15  4. 近世医学書にみるヤブ医者をめぐる諸問題(二松学舎大学・マティアス・ヴィグル)
12:15~13:15 休憩

Ⅲ 現代における伝統医学の倫理と教育について
1.医療倫理教育に関するアンケート結果について報告(医倫プロジェクト・現状調査班)
13:15~13:35  1) 「鍼灸・あん摩の教育機関における医療倫理教育の現状について」
  (洞峰パーク鍼灸院・形井秀一)
13:35~13:55  2) 「看護系大学基礎教育における倫理教育の現状について」
  (岩手保健医療大学・大沼由香、産業医科大学・立石和子)
13:55~14:15  3) 「医学部と薬学部の伝統医学講義担当者に対する倫理教育に関するアンケート調査」
  (千葉大学・並木隆雄、徳島文理大学・岡田岳人)

2.鍼灸と医療倫理、その教育について
14:15~14:35  1)現行法、判例および行政解釈における鍼灸師の行為範囲
   (明治国際医療大学・坂部昌明)
14:35~15:55  2)鍼灸師養成教育において求められている医療倫理
   (東洋鍼灸専門学校・菊地貴子、首都医校・嶺聡一郎)
15:55~16:00 休憩

Ⅳ 伝統医学(特に鍼灸)と医療、教育に関するシンポジウム
16:00~17:00 (司会:小野直哉・浦山きか)

Ⅴ 閉会の辞
17:00

【参加申込方法】
開催方法は、Zoom によるオンラインで行い、どなたでもご参加いただけます。
詳しくはこちらをご確認ください。
「伝統医学における医の心得と医療倫理」シンポジウム企画告知.pdf

申込フォーム
https://forms.gle/ao7YcDtnFA9NDtJt6

社会鍼灸学研究会HP
http://www.doho-acu-moxa.com/fssam/