2022年9月18日(日)、9月19日(月・祝)ZOOM開催!第17 回社会鍼灸学研究会『鍼灸のアイデンティティーを求めて〜「商品化社会」における鍼灸~』申し込み期限9月11日(日)まで!
第17 回社会鍼灸学研究会『鍼灸のアイデンティティーを求めて〜「商品化社会」における鍼灸~』が2022年9月18日(日)、9月19日(月・祝)に開催されます。ZOOMによるオンライン形式で、遠方の方でも参加が可能です。
日本の鍼灸の発展のために、日頃より社会学的な手法をもって、日本の鍼灸に関する総合的な事柄の議論を深め研究する社会鍼灸学研究会。
第17回にあたる今回の研究会のテーマは、『鍼灸のアイデンティティーを求めて〜「商品化社会」における鍼灸~』です。
日本鍼灸は、現代の日本、あるいは、現代の世界においてどの様な存在意義があるのであろうか? あるいは、現代の健康にどの様な役割を果たせるのであろうか? そしてまた、存在意義や役割を問う際に、鍼灸が持つどの様なアイデンティティーの上にそれが問えるのであろうか?
人々の健康への貢献を願い取り組む日々の中で、多くの鍼灸師が持つそれらの問いに対し、 今回の研究会では、
あらゆるものが商品化され、あらゆる人の行為が売買される現代自由資本主義社会において、医療も、鍼灸も1 つの商品であり、鍼灸は社会の中の様々な商品の1 つとして売られ、買われている。
といった斬新な切り口から、鍼灸が、療養費と自由診療という2 重構造の上に成り立っている現状で評価できる点、あるいは、問題点と課題を示し、現代社会における鍼灸が、どの様なあり方で存在しているかなどを具体的に明らかにしていく。
医学的な見地からの臨床研究が大いに進む中で、社会鍼灸学研究会ならではの、類例のない観点から、現代社会における鍼灸のアイデンティティーを探る2日間です。
研究者の発表や、新たな鍼灸のあり方を模索し実施している演者の講演と討論の場に参加し、現代社会の中の鍼灸を知り、将来どうあるべきかを自覚することは、鍼灸師としてのアイデンティティーの確立に大いに参考になるのではないでしょうか
〇プログラム
2022年 9月18日(日)13:00~16:00
社会的視点からの鍼灸研究者による研究発表会
2022年 9月19日(月・祝) 10:00~16:10
- 「多元的医療システムと鍼灸学をめぐって」
村岡 清(岡山商科大学法学部 客員教授) - 「鍼灸の療養費と自由診療の現状」
南 治成(公益社団法人日本鍼灸師会 副会長,南心堂鍼灸治療室 代表) - 「フレアスの鍼灸の2つの取組」
澤登 拓(株式会社フレアス 代表取締役社長) - 「現代社会における鍼灸市場の需要検討」
浅石 祥吾(一般社団法人全国統合医療協会 新規事業部 部長) - 「コミュニティ鍼灸師を目指して~農的暮らしと師会活動と医療介護多職種連携の有機的結合を図る~」
小池 栄治(つくば草の根はりきゅう院 院長,つくば鍼灸マッサージ師会 会長) - 総合討論
〇申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSduA3DfVP_3ahRLTPT7LEkLaF6WNaKJk9QIGcrBsrLH0jf_Qg/viewform
〇詳しくはこちら!
第17 回社会鍼灸学研究会チラシ