熱中症に注意しましょう!熱中症予防のための情報・資料サイト【厚生労働省】
今年は梅雨明けが早く、いきなり猛暑となりました。台風が過ぎ去り、引き続き「熱中症警戒アラート」が発表されている地域もあります。この夏も全国で最高気温が30℃前後の日が多くなり、晴れると危険な暑さになると予想されています。
なお、熱中症に注意が必要なのは、晴れて暑い日だけではありません。熱中症を引き起こす原因は日差しと湿度。湿度が高く蒸し暑い日の方がより熱中症になりやすいと言われており、曇り空の日でも注意が必要です。
涼しくなるまでの数か月の間に、来院される患者さんに熱中症の疑いが見られることもあるかもしれません。また、院内での施術だけでなく、自転車やオートバイで訪問診療をされていて、屋外で熱中症のリスクにさらされる可能性がある治療家の先生もいらっしゃるかもしれません。
熱中症は重症化すると死に至る病気でもあり、一命をとりとめても、入院が長期に及んだり、中枢神経障害などの後遺症が残る危険もあります。
医療従事者としては、患者さん、周囲の人たち、自身にとっての重要な備えとして、熱中症に関する予防法や、軽症のうちの対処法、応急処置など、基礎知識をしっかり身に付けておきたいですね。
厚生労働省から、熱中症について様々な情報が発信されていますので、ぜひ活用されて、健康で安全な夏をお過ごしください。
■厚生労働省サイト
「熱中症予防のための情報・資料サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html
「熱中症予防のために」(リーフレット)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pdf/necchushoyobou/necchushoyobou.pdf
「熱中症が疑われる人を見かけたら」「熱中症の応急処置」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/happen.html
環境省の「熱中症予防情報サイト」にも、治療院内への掲示や、患者さんへの案内にも活用できる各種リーフレットが提供されていますので、ぜひご参考に!
■環境省リーフレット
「熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!」
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#covid-19
「高齢者のための熱中症対策」
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/pr/heatillness_leaflet_senior_2021.pdf