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【書籍紹介記事】  視覚的に人体の立体的なイメージが掴める !徒手療法家のための「筋機能評価法 ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト」 

公開日:2025年4月8日

医道の日本社では、最新の施術情報や関連知識の収集に努めている鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、アスレチックトレーナーや美容関係者・ヨガインストラクターの方などに役立つような書籍・DVDを多数取り扱っています。その中でも特にオススメの人気シリーズや、注目のタイトルなどをご紹介していきます。




 


 臨床技術が伸び悩んでいると感じたら

  徒手療法家として、臨床に向き合う日々を過ごしている皆さん。 

「自分はレベルアップできているだろうか」「このままの治療スタイルでいいのだろうか」 

そんな行き詰まりを感じているなら、見直すべきは検査と評価の部分かもしれません。 そこでおすすめしたいのがこちら「筋機能評価法 ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト」です。 

徒手療法家のための検査と評価のノウハウを、骨や筋などの内部構造が透けて見える画期的なビジュアルとともに徹底解説。 人体の立体的なイメージが掴めて、臨床で使える技術が身につく本書についてご紹介していきます。  

こんな人におすすめ

✔️ 臨床技術に行き詰まりを感じている徒手療法家
✔️ 徒手療法家を目指して勉強している人
✔️ 臨床で役立つ実践的な検査スキルを身につけたい人




 
「筋機能評価法 ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト」の概要

 イラスト・写真が計630点以上!
体幹と四肢の筋約100をピックアップ  

キネシオロジーに必須の筋肉の構造、ストレッチ、筋力テストが視覚的に学べる

手技療法において筋の状態を正確に把握できるかどうかは、治療効果を大きく左右する。本書は主要な筋肉を取り上げ、起始・停止・機能などの解剖学的情報に加え、視診・触診、ストレッチ、筋力テストの方法をイラストと写真で具体的に解説。特に近年、キネシオロジー(運動学/運動機能学)の分野で重要性が高まっている筋力テストについては、固定部位や動かす方向などがビジュアルでよくわかるように工夫した。筋をすばやく特定し、臨床に不可欠な可動域制限や筋力低下などを正確に評価するためのノウハウがつまった1冊。  

 収納コンテンツ

序 章  筋機能評価法の概要
第1章  体幹筋
第2章  上肢帯筋
第3章  上腕の筋
第4章  前腕の筋
第5章  手の筋
第6章  下肢帯筋
第7章  大腿の筋
第8章  下腿の筋
第9章  足の筋 



骨や筋などの内部構造が透けて見えるビジュアルで立体的に操作するイメージが掴める! 

本書は、徒手療法家にとって欠かせない触診、ストレッチ、筋力テストの具体的な手順を徹底解説する一冊。 

著者は、数々の専門書の著作・翻訳、専門家向けセミナーの講師も務める米国認定カイロプラクティックドクターの栗原修氏です。 

学校でカイロプラクティックを教えていた著者が、常に重視していたのが、「臨床で使えるかどうか」ということ。 

しかし、なかなかうまく行かず、やがてその原因は、「3次元でイメージが掴めていないから」だと気づいたそうです。 

術者の頭の中に、身体のすみずみまで人体の立体的なイメージを構築すること。 

これが、触診、筋力テスト、治療を正確に行うための鍵だと著者はいいます。 

そして、試行錯誤するうちに生まれたのが、実際の写真に骨や筋などのグラフィックを重ねた、内部組織が透けて見えるビジュアル。 

これにより、身体内部の構造まで立体的にイメージできるようになるのが、本書の最大の特徴です。 

なんとこれらのイラストや写真は、すべて著者自ら作成しているというから驚きです。 

本書では、体幹部の大きな筋から、手足の筋など小さいものまで、約100の筋肉について同じ形式で解説。 

視覚的に学ぶことで、触るべき部位や操作がわかりやすく、臨床に必要なイメージを掴むことができる一冊です。 




「筋機能評価法 ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト」まとめ

本書のもう一つの大きな特徴は、徒手療法において行われる検査や評価ならではの性質に着目していることです。 

筋力テストというとMMTと呼ばれる麻痺のレベルを見る理学的検査や、病気の判断を行う整形外科的な検査を思い浮かべることが多いかもしれません。 

しかし、実際治療院に来る患者さんは、すでに病気の診断がついていたり、麻痺よりも軽症であったり、治療院でこれらを行う必要はあまりありません。 

それよりも重要なのは、筋肉の硬さや過緊張、それに伴う関節可動域の変化です。 

本書では、こうした筋の機能的な異常を評価するための検査や評価について、詳しく解説していきます。 

代償作用を引き起こしにくい手の当て方や角度など、検査する上で欠かせないポイントをビジュアルとともに解説。 経験豊富な著者による実践的なノウハウが、惜しみなく公開されています。 

圧の方向や固定部位が一目でわかるように、写真の中に矢印やマークで表示されているのも、学ぶ人には嬉しい工夫。 臨床で実際に使える技術を身につけ、レベルアップしたい徒手療法家必読の一冊です。  


「身体のデザインに合わせた自然な呼吸法」まとめ

・骨や筋が透けて見えるビジュアルで立体的に操作するイメージが掴める
・体幹部の大きな筋から手足の小さな筋まで約100の筋を解説
・経験豊富な著者による実践的なノウハウが盛りだくさん

人体の立体的なイメージを掴める画期的なビジュアルで、徒手療法ならではの検査と評価の実践的なノウハウを学ぶことができる本書。
ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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