【書籍紹介記事】最新エビデンスで解明された痛み治療を7Stepでマニュアル化!「いちばんやさしい痛みの治療がわかる本」
医道の日本社では、最新の施術情報や関連知識の収集に努めている鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、アスレチックトレーナーや美容関係者・ヨガインストラクターの方などに役立つような書籍・DVDを多数取り扱っています。その中でも特にオススメの人気シリーズや、注目のタイトルなどをご紹介していきます。
目次
治療家を悩ませる「痛み」の治療
臨床の現場で、患者さんのさまざまな「痛み」と向き合う治療家の皆さん。
なんとかその痛みを和らげてあげたいと試行錯誤しているのではないでしょうか。
そんなときにおすすめしたいのがこちら「いちばんやさしい 痛みの治療がわかる本」です。
「痛み」について徹底的に解説し、最新エビデンスに基づいて、誰でも正しい診察から的確な治療を導きだす方法を教えてくれる本書について紹介していきます。
✔️ 思うように治療効果が出ず悩んでいる人
✔️ 痛み治療について最新のエビデンスを知りたい人
✔️ 患者さんへのセルフケア指導について学びたい人
「いちばんやさしい 痛みの治療がわかる本」の概要
腰痛・膝痛・首痛・頭痛・・・
あらゆる痛みに対応する治療の考え方を学ぼう!
「はじめてのトリガーポイント鍼治療」でおなじみの伊藤和憲氏による、治療家のための「痛み治療」の書籍がついに完成!
痛みとは何か、急性痛と慢性痛の違いなど今さら聞けない基礎情報から、痛みに対して有効な治療メカニズムまでしっかり学ぶことができる。
2章では、痛みに対する問診・所見・検査を通して、原因と治療方針を導き出す7Stepの手順を紹介。これまで臨床経験からしか学ぶことができないとされてきた流れを、最新エビデンスを元にマニュアル化している。痛み患者と日々対峙している治療家はもちろん、痛みの治療が苦手な方は初学者でも診察・治療に役立てられる、痛み治療の必読書。
収納コンテンツ
第1章 痛みとは?〜痛みの治療に必要な知識〜
1・痛みとは何か
2・「痛い」という言葉の重み
3・慢性痛とは?
4・その痛みは心因性(非器質性)か否か?
5・慢性痛患者の特徴
6・慢性痛の分類
第2章 痛みを診察する
1・総論
2・診察の流れ
Step1 急性痛か、慢性痛かを明らかにする
Step2 痛みの原因がどこの組織にあるのかを予想する
Step3 疾患を把握する
Step4 危険因子(レッドフラッグを確認する)
Step5 痛みのレベルを考える
Step6 イエローフラッグを確認する
Step7 ゴールを設定する
【参考】痛みの原因組織に関する鑑別
第3章 痛みを鑑別しよう
1・頭が痛い
2・顔が痛い
3・顎が痛い
4・首が痛い
5・肩が痛い
7・手が痛い
8・胸が痛い
9・お腹が痛い 10・腰が痛い
11・殿部(股関節)が痛い
12・大腿が痛い
13・膝が痛い
14・下腿が痛い
15・足首・足裏が痛い
16・全身が痛い
第4章 痛みを治療する
1・治療理論
2・鍼灸の治療機序を再確認する
3・レベル別の治療〜末梢神経レベルの治療〜
4・レベル別の治療〜急性から慢性に〜
5・レベル別の治療〜脊髄レベルの治療〜
6・レベル別の治療〜脳レベルの治療〜
【参考】どこの部位に、どの手技で、どれくらいの刺激量を行う?
第5章 痛みのセルフケア
1・患者管理を行う
2・患者教育とは
3・痛みの時期とセルフケアの関係
4・セルフケアマネージメントを実施するためには
5・セルフケアで陥りやすい問題
6・セルフケアの原理
7・慢性痛患者を取り巻く社会環境とセルフケア
【巻末付録】7Stepオリジナルカルテ/7Stepオリジナル問診早見表
エビデンスに基づいた7Stepの診察で的確な治療法を導き出す!
「痛みは日常でごくありふれた症状の1つですが、『痛み』を本当の意味で理解している人は多くありません」
そういって本書では、まず「痛みとは何か」について、徹底的に解説していきます。
身体のどこかに異常があることを教えてくれるアラームとしての「感覚的な要素としての痛み」と、感情や情動などで変化する「情動的な痛み」。
同じ痛みでも、治療のアプローチが大きく異なる「急性痛」と「慢性痛」。
さらに、「痛い」という言葉に潜む大きな落とし穴についても言及していきます。
その上で、最新医療やエビデンスに基づいて、「痛み」を正しく診察し、効果的な治療に導く7Stepを解説。
この7Stepには、これまでにない新しい考え方も取り入れて、問診や検査のもれがなく、誰でも簡単にできるように工夫されているのが特徴です。
第3章では、「頭が痛い」など16の部位別に、痛みの鑑別の仕方を具体的に解説していきます。
痛みを鑑別するには、「各部位ごとにどれだけの疾患の可能性をイメージできるかが大きな勝負」という著者。
部位別の知っておきたい基本情報やイメージすべき代表的な疾患を列挙し、効率的に知識を得ることができるようになっています。
さらに、鍼灸の治効機序も最新エビデンスに基づいて解説。
「痛み」の性質にあった機序を選択するという視点を教えてくれます。
全体を通して、重要部分は太字とアンダーラインで強調された解説に、見やすいカラーのイラストや図解が豊富に添えられた本書。
巻末付録には、このマニュアルを誰でも簡単に活用できる7Stepオリジナルカルテと7Stepオリジナル問診早見表も掲載しています。
「痛み」に向き合う治療家必読の心強い味方になってくれる一冊です。
今後より重要性を増すセルフケアについても詳しく解説
治療院での治療だけで解決することが難しい慢性痛にとって重要なのがセルフケアです。
本書では、家庭で行える痛み治療として、セルフケアについても、エビデンスの高いものを中心に解説しています。
「オーバーペース型」「スローペース型」「不安型」といった行動や思考のタイプに合わせた指導。
「感覚系」と「思考系」のケアのバランスなど。
他にはない詳しさでセルフケアの理論や実践法を学ぶことができます。
医療費が逼迫し、予防医療の必要性が高まる現代、ますます「セルフケア力」が重要になっていきます。
治療時間の長い鍼灸の臨床だからこそできる患者教育とは何か。
痛み治療を担う治療家が、どのように社会にアピールしていくべきかを教えてくれます。
「いちばんやさしい 痛みの治療がわかる本」まとめ
・最新医療やエビデンスに基づく7Stepの診察で的確な治療を導き出す
・これからの時代に求められるセルフケアや患者教育について学べる
痛みについて深く知り、
最新エビデンスに基づいた7Stepで誰でも的確に診断、治療ができる方法を学べる本書。
ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。