【書籍紹介記事】複雑な筋肉構造がひと目でわかる新しいビジュアル！国内累計14万部突破のベストセラー「DVD付改訂版クリニカルマッサージ」

医道の日本社では、最新の施術情報や関連知識の収集に努めている鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、アスレチックトレーナーや美容関係者・ヨガインストラクターの方などに役立つような書籍・DVDを多数取り扱っています。その中でも特にオススメの人気シリーズや、注目のタイトルなどをご紹介していきます。

解剖学が難しいと感じる人が多い理由は何？

治療効果の高いマッサージテクニックを身につけるために、欠かせないのが解剖学の知識です。

しかし、解剖学が難しいと感じている学生や臨床家は多いのではないでしょうか。

その理由は、体表からはマッサージでアプローチしたい筋組織などの内部構造が見えないことではないでしょうか。

その問題を解決してくれるテキストがこちら、「DVD付改訂版クリニカルマッサージ」です。

複雑な筋肉構造がひと目でわかるビジュアルとともに、解剖学と治療法を同時に学ぶ画期的なアプローチ。

国内累計14万部突破のベストセラー、マッサージ師のバイブルといわれる本書についてご紹介していきます。

「DVD付改訂版クリニカルマッサージ」の概要

大好評書籍「クリニカルマッサージ」が長編DVD付で改訂!

初学者でも複雑な筋肉構造を正確にとらえることができ、どこをどうマッサージすればいいのかがひと目でわかる――。生体モデル写真に筋組織などの内部構造のイラストを重ねるという新しい手法で「わかりやすい!」と多くの読者に支持されたベストセラーがこのたび改訂される。ページ数こそ前版からほぼ変わらないものの、各筋肉に「触診(パルペーション)」の項目が加わり、さらにDVD(約160分)が付録として付いてくる。人体解剖学とマッサージテクニックを同時に学べる画期的な1冊が、長編動画付でさらにわかりやすくなって生まれ変わる!

 収納コンテンツ

はじめに
謝辞
PartⅠ クリニカルマッサージの基礎
　Chapter1 クリニカルマッサージとは
　Chapter2 評価へのアプローチ
PartⅡ クリニカルマッサージによる治療法
　Chapter3 頭部、顔面部、頚部の治療法
　Chapter4 肩部、胸部、上背部の治療法
　Chapter5 上腕部、前腕部、手部の治療法
　Chapter6 脊椎の治療法
　Chapter7 腹部、腰部の治療法
　Chapter8 骨盤部の治療法
　Chapter9 大腿部の治療法
　Chapter10 下腿部、足部の治療法
付録　方向および運動用語

筋肉などの内部構造を可視化した新しいビジュアルでこれまでにない「わかる」感覚！治療家必見の金言も

本書の特徴は、何といってもリアルな生体モデル写真に筋組織など内部構造のイラストを埋め込んだ新しいビジュアルです。

これにより、リアルに人体の内部や、実際の臨床をイメージすることが可能になりました。

「解剖学書とマッサージ台上の生体所見との間には相当なギャップがある。手短に言えば、本書の狙いはそのギャップを埋めることである」と著者はいいます。

本書を開いてひと目見るだけで、驚きとともに、これまでにない「わかる」感覚を得ることができます。

これが本書が多くの人に支持されている理由ではないでしょうか。

また、本書がマッサージ師のバイブルと呼ばれる理由は、ほかにもあります。

マッサージを「人類最古かつ最新の医療行為の1つ」と表現する本書。

マッサージがたどってきた歴史、解剖学の基礎知識、押圧の仕方、様々な手技のバリエーションについても、ていねいに解説していきます。

その中には、

「クリニカルマッサージの手技は、知力と直感が渾然一体となっている」

「マッサージに対する愛情と献身、またマッサージに対する向上心があって初めてマスターできる」

など、マッサージ師を目指す人や臨床家が大事にしたい言葉の数々が綴られています。

解剖学と治療法が同時に学べる画期的なアプローチ！

本書のもう一つの特徴は、生体モデル写真と内部構造のイラストが重ねられた、新しいビジュアルを見ながら、解剖学と治療を同時に学べるという点です。

改訂されて新たに充実した触診の項目、治療のヒントになる関連痛領域、その筋に適した手技治療の詳細な解説。

クリニカルマッサージを行う上で役立つ知識が詰まっています。

さらにこの改訂版では付属のDVDも付いて、実際の手の動きも確認できるようになりました。

フラットに開けて、目印になるカラフルなアイコンもついているので、実習しながら見るテキストとして最適です。

各筋肉の概要では、筋肉の機能や構造、痛みや機能障害を引き起こす原因のほか、筋肉についての難しいけれど面白いトピックスも。

「多くの人にとって、僧帽筋は日々の緊張のたまり場になりやすい」

「前頭筋や後頭筋が緊張を続けると、頭全体が締め付けられているような感じがする」

「菱形筋の緊張は、常に大胸筋の緊張と関連している」

など、これらのコメントは、自分の勉強はもちろん、患者さんに説明するときにも役に立ちます。

一生物の知識が身につけられる、すべてのマッサージ師必携の一冊です。

「DVD付改訂版クリニカルマッサージ」まとめ

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