(13)前斜角筋テクニック
- ルカウ
- 斜角筋の施術のバリエーション。昨日行った斜角筋の基本施術です。入っていきます。斜角筋の筋腹に指腹を置いて、支点で屈曲させて、斜角筋を後退させます。ここでのバリエーションは、側屈や回旋を必要に応じて加え、斜角筋の異なる側面を施術するか、斜角筋を緊張させたり、さらにリリースさせたりします。斜角筋はとても硬いです。斜角筋はゆっくりとした、安定した圧迫に反応します。他の多くの筋と同じです。斜角筋を握って、意図を込め、移動するのを待ちます。頚部の下で触れようとしているのは胸鎖乳突筋とは違います。これは静的支点だけです。これはとても柔らかく、幅広く曲がります。これは胸鎖乳突筋と斜角筋のリリースを行う頭部の他動運動です。
- 女性
- 患者は気が散りませんか。痛みを伴わないんですか?
- ルカウ
- 何ですか?
- 女性
- 頭部を動かすことで、タッチを受けるのが痛みを伴う場合、注意をそらすことになりませんか。
- ルカウ
- ええ。多くの刺激を伴う現象はあります。これは特定の刺激で、痛みを伴うものではありません。しかし、タッチが痛みを伴う場合、うまくやれていないことになります。
- 女性
- わかりました。
- ルカウ
- 痛めてはなりません。過敏に感じさせたり、熱や痛みを伴ったりすべきではありません。筋腹をゆるませ、私の指の下後方に下がるように支点で曲げます。
- 男性
- ええ、痛みは全くないです。ただ引っ張られているだけです。
- ルカウ
- 引っ張られている。はい。斜角筋が後方に引っ張られます。わかりましたか?
(最後のインタビュー部分の訳は割愛)